2015年6月23日火曜日

♪北モンゴルの最後の nomadic reindeer herders    (トナカイ連結係)

   友人から素晴らしい写真が送られてきました。
   写真家 Hamid Sardar-Afkhami が撮った、北蒙古に住むDukha Peopleの写真
   です。

    写真家Sardar はサンスクリットとチベットの研究でハーバート大学のPh.D.
   を取ったチベット・モンゴール語の研究者でもあるので、蒙古に在住する
   最後のlast nomadic reindeer herders(トナカイ連結係)の The Dukhaの記録を
   撮るのに最適の写真家です。

            The Dukha は古代からトナカイの遊牧で生活しているトルコ系の子孫で、ト
   ナカイからミルクとチーズを得ると同時に狩りの時の移動にも使用し、野生
   のエルクやイノシシをハンティングして暮らしています。

   今この The Dukhaは消滅の危機に瀕し、たったの44家族、200〜400
   人しか残っていません。1970年の調べでは2000頭いたトナカイも
   現在は600頭に減ってしまったそうです。

子供たちは小さい時からトナカイをどうやって訓練するか教えられている。

トナカイはDokhaの子供たちに対してもおとなしく、従順である。
少女がトナカイの子供を水浴させるところ。
The Dukhaは"Tsaatan,"という名前でも知られており、その意味はトナカイの連結係である。
The Dukhaの人々は現在主に観光業で生活。彼らのパフォーマンス、クラフト、トナカイライドで稼いでいる
彼らはトナカイばかりでなく、狼も訓練している。
彼らは森の小動物(兎など)を狩って、US2ドルを稼いでいる。
彼らはまた狩りに役立てるためゴールデン・イーグルも訓練している。
鷹狩りが出来る事は特権で、仲間から尊敬される。
彼らは全ての動物とスピリチャル・コネクションがあると信じている
自然の中でそのようなつながりが彼らをアットホームな気持ちにさせるし、外の世界の影響が強くなっても、自分たちの文化を守る事が出来ると信じている。

   The Dukhaの人々と彼らと自然とのつながりを見ると息をのむ。
   自分たちの生き方を守るその方法は実に素晴らしい!

4 件のコメント:

  1. 北モンゴルの DUKHA PEOPLE の写真、素晴らしいです。
    人間の真実(?)とか運命、人間と動物の愛情の交感、この地球の自然の大きな神秘を感じさせる写真です。私は魅入られました(こういう言葉あったっけ・・)いい写真、送っていただいて有難うございました。

    三枝

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  2. Dukha Peopleの写真を見ると、世界はまだまだ広いし、知らない事が
    沢山あるって知らされます。
    私たちが失ってしまった、本能とか第6感で自然の奥深いところまで
    繋がっている彼らの世界。
    厳しい世界だと思うけど、無くなって欲しくはないですね。

    さとみ

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  3. さとみ 様

    本当に素晴らしい写真!
    何回も見ました。
    未だ、これからも見るでしょう。
    有難う御座いました。

    幸子(日耀クラス)

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  4. 幸子さま

    写真楽しんで頂いてうれしいです。
    トナカイ遊牧民族って他にもスエーデンのラポニア地域で暮らして
    いるサーミ族やシベリアの北極海に面したツンドラ地帯に生活して
    いるネネツ族が有名です。
    特にサーミの民族衣装はカラフルで素晴らしいですよ。

    さとみ

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