また、到来しました、ワガにも夏休みシーズンが。
去年も書いたと思いますが、夏休みは長期休 暇に出る人が多い為、レ
ストラン等も閉まってしまい、ワガはもの哀しい雰囲気になります。
また、ジュリアの保育園も6月中旬から10月始めまで夏休みなの で、
6月末に例の南部アフリカの旅行から帰ってきたらもう閉まっていま
した。なので、これまでは午前中は保育園で午後は近所の子達8人位
のグループで遊ぶ という日課だったのですが、午前中は毎日家にいて
午後も一部の近所の子達も親と休暇で旅行に出てしまった為一緒に遊
べる子達は2-3人に減ってしまいまし た。
従って活動量が俄然減ったせいか、新居に引っ越して以来夜通しで熟
睡してくれていたジュリアが、また夜中に数度起きる様になってしま
いました。結果、 私も寝不足に…。
これは何とかしなきゃ大変!」と解決策を探していると、市内のアメ
リカ文化センターで夏休み居残り組の子ども達を対象に、「サマーキ
ャンプ」が行 われているという情報をキャッチ。
友人がその資料を入手したので見せて貰うと、「3歳以上の子ども対
象」と書いてあるので、まだ2歳半にも満たないジュリ アは受け入れ
て貰えないのを覚悟で、ダメ元で電話してみました。
電話を取ったのは、いかにもサマーキャンプの担当をしそうな元気が
いいブルキナ人のお兄さ ん。
「あの~、私の娘は2歳半位なんですが、サマーキャンプに参加でき
ませんか?」と恐る恐る訊いたら、「何言ってるんですか!2歳半の
子が3歳の子より も絶対能力が劣っているとは限らないでしょう!
大丈夫ですよ!」と予想に反したポジティブな返事が!って言うか、
こういう風に決まりを柔軟に理解できちゃ うのが、アフリカ人のいい
所だよなあ。という訳で、早速翌日からジュリアを連れて行ってみる
と、他の子達は大体5歳から12歳位までなので、ジュリアは段 差で
最年少。だからか他の子達も可愛がって面倒をみてくれて、ジュリア
もお兄さん・お姉さんが一杯できたみたいで嬉しそう♪
勿論、その夜は熟睡でした~。
また7月には長年の友人が娘さんを連れてブルキナに赴任!
同時に最近着任した日本人の同僚のお嬢さんも同年代だと判明しまし
た。それにもう一人の親 友の愛娘とジュリアも加わり日本人&アフリ
カ人ハーフの娘4人組は、サマーキャンプでも幅を利かすギャングに!
というのは冗談ですが、4人はすっかり仲良 くなりました。
その後一人は休暇で日本に一時帰国したので、残された3人娘は更に
団結。お昼にサマーキャンプが終わった後は一番家が近い我が家に3
人とも 流れて(!) 来て、皆でワイワイ騒ぎながら昼食を食べてその
後一緒に遊ぶというのが日課になりました。
初めは昼食後は砂場やブランコや鶏を追いかけて遊んでいました が、
それにも飽きると「プールに入りたい~」と言いだします。
「でもママは2時にはお仕事に戻らなきゃいけないから、もうプール
入っている時間はないよ」 と初めの数日は何とか説得しましたが、暑
い中目の前にプールがあるのに入れないのはやはり可哀想なので、今
度は水泳の先生を探して来て、毎日午後に3人娘 のプールを監視して
貰う事になりました。
モハメドというその先生、ブルキナで働いているセネガル人で、水泳
を教えるのも子どもの扱いも上手いので、3人娘 もすっかり懐いて毎
日家に着くと「今日も先生来る?」と訊いて来る位!
そして先生が来たら大急ぎで水着に着替えて嬉しそうにプールに飛び
込んではしゃぐ様 子を見ると、何だか私まで嬉しくなり、「生きてる
っていいな~」と思えます♪
という訳で、今年の夏は去年の物寂しさとは対照的に、慌ただしくも
ワイワイ賑やかに過ごしています。
これも3人娘のお陰、子どもが「子宝」と呼ばれる訳(?)を改めて
納得した次第です。同時に3人以上子どもを持つ世の親御さんへの尊
敬の念も倍増した夏となりました。
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