2015年4月15日水曜日

何故か手を挙げたポーズで写真に写る4歳の少女。 その悲しい理由が胸を打つ

 昨日優二さんから一枚の写真と記事がおくられてきました。
 シリア難民の女の子の写真です。
 その女の子の必死な悲しそうな目が胸に 突き刺さりました。
 記事を読んだら涙が……。 皆さんにも見てもらいたいと思いました。
 以下写真と記事です。 


  両手を上げてこちらを見つめるまだ4歳の少女。
  その大きな瞳はしっかりとこちらをみつめ、口は真一文字に閉じています。
  一体何故少女は写真を撮られるときにこのような表情で、さらにこのような
  ポーズをとっているのか。それにはなんとも悲しい事情が有りました。

  少女の名前はフデア(Hudea)。フデアちゃんが今暮らしているのはシリアに
  ある難民キャンプです。彼女は生まれ育ったハマから150キロ離れたこの
  キャンプに母親と二人の兄弟と共に避難してきました。
  ある日フデアちゃんが暮らすキャンプ地にカメラマンのSağırlıさんがやって
  来ました。彼女が望遠レンズのついたカメラで撮影しようとした時、フデア
  ちゃんは怯えた様子で手を挙げたそうです。
  実はフデアちゃんはSağırlıさんの望遠レンズを見て銃だと思い、撃たれないように
  手を挙げたのでした。

  この写真はSağırlıさんが務めるトルコの新聞社に掲載され、大きな話題となり
  ました。まだ4歳の子供が銃を向けられたと思い、自身の考えで手を挙げたという
  事実は、フデアちゃんがまだ短い人生の中で、このような場面を幾度と無く見て
  きたということにほかなりません。

  日本の同年代の子供たちとは全く異なる生活を送るフデアちゃんの姿。
  彼女の一枚の写真は私達に多くの事を訴えています。

2 件のコメント:

  1. 最近 心にぐ〜〜っと来た 一枚の写真です。

    優二

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  2. 日本の子どもだったら、きっとピースサインをするところですよね。
    生まれた土地によって、幼いころから恐ろしい境遇に置かれてしまう
    のですね。
    本当に悲しいことです。
    それに、テロリズムの世界的な広がりを見ると対岸の火事とも言え
    ません。
    テロや戦争をなくすことのできない人類に未来はあるのでしょうか。

    雅子

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