2015年4月11日土曜日

♪アフリカの旅 準備4♪               ♡ヨーロッパの息吹を感じる首都マプト  

首都マプト
 

 モザンビークの首都マプト(旧称ロウレンソ・マルケス)は、アカシアの並木道、
 マプト湾とインド洋に沿った摩天楼が美しい大都市。
 その注目すべき特徴の一つとして、アールヌー ボーやポルトガルのコロニアル様式
 など多様性に富む建造物や街並みが至る所に残されている。
 パリのエッフェル塔の設計者として有名なグスタフ・エッフェルをはじめ、著名な
 建築家たちが多く活躍し、彼らが携わったヨーロッパ風のマプト中央駅や、ポラナ・
 セレナホテルなどが、今も街に彩りを添えている。


マプト中央駅
ポラナ・セレナホテル
エッフェル設計のアイアンハウス
 

 植民地時代は「ロレンソ ・マルケス」と呼ばれ、ポルトガル人のリゾート地として
 賑わい、活気ある街だった。独立後はインフラ整備の維持管理が行き届かず、建物や
 道路に内戦の傷跡が残り、ゴミがあちこちに散乱しているが、目下 更なる発展の
 ために再建中であり、観光地としてのインフラが目まぐるしい早さで整いつつある。
 
 
マプト市内
 
衣服や生活資材の露店がぎっしりと立ち並ぶマプトの通り

  熱帯性気候に属するマプトは国内有数の港町でもあり、モザンビーク海峡で獲れる
 車エビが特産。

 多様な文化が融合したモザンビークの特徴は、食事にも顕著に現れている。
 マプトのレストランは、ポルトガル、アジア、現代的な創作料理、伝統料理など
  多岐にわたる。特に新鮮で豊富な海産物を取り入れた料理に定評があり、モザン
 ビーク風シーフードライスが美味しい。エビ、 貝、イカ、タコなどをふんだんに
 使った洋風の雑炊で、シーフードのだしとライスのコンビネーションが絶妙。

モザンビーク風シーフードライス

 家庭での料理は、豆、肉、魚の煮込みに米、 シマ(トウモロコシの粉を水で練った
 もの)、キャッサバ芋などを付け合せたものが中心だが、インド風コロッケの
 サモサも一般家庭に浸透 している。
 
 和食は、日本・韓国料理店が1軒。市内のおしゃれなバーでも寿司が出ることが
 ある。

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